【高校英文法】助動詞canについて
皆さん、こんにちは。
漣です。
さて、本日は超わかりやすい高校英文法解説編ということで、今日から、本格的に高校で学習するような英語の文法について解説していくよ。
本日、解説するのはタイトルにもある通り
「助動詞について」
解説していくよ!
*もし、中学レベルの助動詞を理解していない人は、まずはこちらを見ることをお勧めするよ。
さて、見終わったかな?それでは、本題に入ろう。('ω')ノ
<目次>
◆助動詞とは
→肯定文の場合、英語の述部の先頭に置かれる言葉で、主語の人称や、単数・複数による変化はない。
つまり、主語と動詞の間に置かれ、動詞を補足する(助ける)言葉ということ。
<助動詞の種類の例>
can, may, must, will, shall, need など
§1 助動詞の基本的な形とは
→助動詞のすぐ後ろにくる動詞は必ず原形にする!
Example
*能力を表すcan
Hellen can arrive here around seven o'clock.
ヘレンは7時くらいにここに着けるでしょう。
ここまでは中学レベルでも知っているはず!
でも、ここから先は、高校内容だから細かいけどしっかり理解していこう!
§2 canの表すさまざまな意味について
①可能性を表すcan
→可能性を表す「~がありうる」という意味でも使われる。
(これは否定的な意味合いで使われるのが普通。)
Example
Such things can happen once in a while.
そういったこともたまにはあるよ。
②強い疑いを表すcan
→疑問文にすることで、否定的な気持ちを表すこともできる。
Example
How can you see it?
よくそんな見方ができますね。
③否定的な推定を表すcan
→否定形にすると「~のはずがない」という意味で使うことができる。
Example
・He can't speak English at all. He can't be American.
彼は全く英語が話せないのだよ。彼がアメリカ人であるはずがない。
point!
can't have+過去分詞の形で「~だったはずがない」という意味で、過去の否定の推定になる。
・Henry can't have given such a plausible excuse.
ヘンリーがそんなもっともらしい言い訳をしたはずがない。
give plausible excuse もっともらしい言い訳をする
④軽い命令を表すcan
→前後の文脈にもよるので、「~できる」という意味でも言える場合がある。
*なので、迷ったら、「~できる」で力業でもOK。
でも、何でもかんでもそうしてしまうと、意味が今くつながらない時があるので、今回紹介したものをしっかり理解して行こう!
Example
You can talk anything.
どんな事でも話してください。
point!
※命令なので、主語は you を使う。
⑤許可を表すcan
→「~してもよい」と意味で許可を表し、may よりも口語的な表現となる。
Example
Can I use this garage?
この車庫を使ってもいいかい。
Point!
※ Can I ~ は可能性を聞くことにもなるので、使うことはできるが、使わさせることはできません。のように、よく意地悪な言葉遊びになることがあるので注意!なので、会話で使う時は回りくどい言い方なので気を付けよう!
そして、最後に
⑥依頼を表すcan
→「~してくれますか」という意味で依頼の表現をすることができる。
Example
Can you keep my baggage for a while?
しばらく荷物を預かってくれる?
*気軽な言い方なので、注意!丁寧に言いたいときは、過去形couldを使おう!
§3 couldの表す意味について
①能力を表すcould
→本来、could は can の過去形ですから、基本的には「~できた」の意味で使われる。
*これは、直感的にわかるよね・・・(*´ω`*)
Example
The two contries could establish a close relationship.
その二つの国は緊密な関係を築くことができた。
②仮定の能力を表すcould
→「~しようと思えばできる」のような意味で、一種の仮定法として表すこともできる。
*仮定法については高校レベルでは後ほど紹介するね!今は、気にしなくてもOK!
Example
You ould cheat him.
彼ををだまそうと思えばできるよね。
※文脈で考える必要があるので、この例文でも「彼をだますことができた。」となることもあるでしょう。
ということで、英語は、周りの文脈の影響をすごく受けるから、文法の内容がそもまますべて使えると思わないようにしよう!
③可能性を表すcould
→可能性を表すことができ、「~がありうるだろう」のような意味で can よりも確率的に低い状況が考えられる。
*この文法を覚えると、より細かい状況を伝えることができるので覚えておくと便利!
Example
His company could lose its credit.
彼の会社は信用をおとす可能性がありそうだ。
※lose one's credit(信用を失う)
point!
ここで「信用を落とすことができた」とすると、不自然な意味になるので、明らかに可能性を示すために使われていることが分かる。
④疑いや否定的な推定を表すcould
→否定的な意味合いで「どうして~だ」のように表現できるよ。
Example
How could you tell me that plausible story?
どうしてそんなもっともらしい話ができるの。
※反語的な訳をすれば「そんなもっともらしい話ができるわけがない。」のようにすることも出来る。
plausible もっともらしい
また、もっと踏み込んで学習したい人向けに紹介すると・・・
could have+ 過去分詞の形で、過去の推定を表すことができる。
*完了形の分野なので詳細は後ほど紹介します。
Example
We could have contributed greatly to their activities.
彼らの活動には大いに貢献できただろうに。
contribute to(~に貢献する)
最後に・・・
⑤依頼を表すcould
→Could you~? で「~してくれませんか」と、相手に対して丁寧にお願いをするときの表現。
これは、英会話では、必須の表現なので、英会話ができることを目的の人はしっかり理解しておこう!
※「何とかできないでしょうか。」という少し強いお願いの感じを持っていたりもします。
Example
Could you cooperate with the probe?
捜査にご協力いただけないでしょうか。
※cooperate with(~に協力する)
Would you ~ ? の方が、少し丁寧な言い方だけど、どちらもその態度や言い方によるので、真面目にお願いしている感じを見せれば、どちらを使ってもそれ程大差はないと思うよ。(*´ω`*)
慣用的な使い方によっては、Could you ~?とは言わない場合もあります。
○ Would you marry me?
○ Will you marry me?
× Could you marry me?
これは「私と結婚できる能力がありますか。」などとも取られかねないので使い方には注意!
ということで本日の解説はこれで終わり!
*今回は、小テストはなし!
助動詞の説明が終わったら、あるから、定期的に見直して確認してみてね!('ω')ノ
最後まで読んでくれて、ありがとう。
そして、お疲れ様!('ω')ノ
また、次回の続きの記事でお会いしましょう!($・・)/~~~
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