意外とわからない「受け身（受動態）」について超わかりやすく現役塾講師漣が解説！
皆さん、こんにちは、漣です。
最近、また投稿できる時間ができたので前回の投稿の続編シリーズとして続けていきます。
是非、漣のこの記事をノートに書きながら学習することで、絶対勉強ができるようになるように記事の構成にしていきますので、是非最後まで見ていっていただければと思います。
最近、多くの方に見ていただきありがとうございます。これからも引き続き2022年もご愛読いただければと思います。
- ＜漣の文法の特徴＞
- Step1 ＜文法を簡単に理解しよう！＞
- §１ 受け身（受動態）とは？
- §２ 受動態の書き換えについて
- §３ 序動態の重要表現（大切な熟語）
- §４ 受動態で大切な「be made of~」と「be made from」の使い分けについて
- Step2 ＜理解した文法を使って問題を解いてみよう＞
- ＜漣の宣伝＞
- 漣おすすめ英語参考書
- 漣おすすめ広告
＜漣の文法の特徴＞
１．専門的な細かい文法の紹介はないので、英語を初めて学ぶ人でも分かりやすい！
→必要最低限の事のみで驚くほどシンプル！
２．クイズ形式なのでその場で理解度を確認できる！
→最後に実践問題がついているので、解けたら今回の内容は理解できた証拠！
さて、本編を始めていきましょう！
◆Chapter１９ 受け身（受動態）について
Step1 ＜文法を簡単に理解しよう！＞
§１ 受け身（受動態）とは？
◆まず、知っておいてほしい事①
→動作の受け手を主語（Ｓ）にした文で、意味は「～される」という意味になる！
また、基本的な形は・・・
受動態の形は
主語＋be動詞＋過去分詞＋(by)・・・.
となる！
因みに「受動態」の反対は、「能動態」というよ！
能動態は、受動態とセットでおびえておくといいよ！(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
受け身の文で特に大事な事は
be動詞＋過去分詞
の形だよ！
これは、必ず覚えておこう！
＊また、be動詞は文の「時制」や「主語」によって変化するよ！細かいことは、この後詳しく説明するね！
受動態では、例えばどのような例文ができるか紹介しておくね！
Example
This song is liked by young people.
この歌は若い人たちに好かれている。
The book was written five years ago.
その本は5年前に書かれた。
Is English used in your country?
あなたの国では英語が使われるのですか。
That window wasn't broken by Hiroshi.
あの窓はひろしによって壊されたのではありません。
◆まず知っておいてほしい事②
→受動態ではの行為者を ∼by で表す！意味は、「∼によって」と訳す。
行為者とは動作をする人、能動態にした時の主語のこと。
例えば・・・
Example
The desk was made by my father.
その机は父によって作られた。
This book is read by many people.
この本はたくさんの人々に読まれる。
These pictures were taken by Taro.
これらの写真はタロウによって撮られた。
となるよ。受動態には必ず「by」がついていると思ったら大間違い！むしろついていないことの方が多い！
そんな時は、どんな時かというと・・・
行為者を言う必要がないときや、不明のとき、行為者が一般の人々の場合はby∼を省略する。
例えば、例を紹介すると・・・
Example
English is spoken in Australia.
オーストラリアでは英語が話されている。
That window was broken.
あの窓が壊された。
Foreign books are sold at the shop.
その店では外国の本が売られている。
＊基本的に、byはついてないと思っていた方がいいよ。
じゃ、受動態ってどう判断するのかというと・・・
＜受動態の文の判断の仕方について＞
①be＋動詞の過去分詞形 の形があること。
②byがついていること。
だよ。
だから、byの優先順位は本当に低いから気を付けて！
よく、
「両方ない場合は？」
っていう質問があったりするんだけど、ほとんどないよ。
なんでかというと、実は「英字新聞」などでは、この法則（ルール）に従わない形があるんだ！(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
まあ、英語が苦手な人はここまで意識する必要はないから大丈夫だよ。
ここまで話してきたけどいまいちわからないことも多いと思う！
だけど、英語の基本的な文の形「肯定文」「疑問文」「否定文」の基本的な形は、「be動詞」の時や「一般動詞」の時に紹介しているので、もしそもそもそういう基本的な形の作り方がわからない時は以下の記事をまずは確認することをお勧めするよ。
＜be動詞について＞
＜一般動詞について＞
＊これから、一応簡単には説明するけど、基本的な構造は本当に何も変わらなくて気持ち的には、省略したいと思っているくらいだからね！
それでは、説明していくね。ここは、超簡単！
◆受動態の過去の文の作り方について
→受動態で過去を表す場合にはbe動詞を過去形に変える！
＊be動詞のルールと同じ！
◆受動態の否定文の作り方について
→be動詞の後ろにnotを入れる。
＊be動詞のルールと同じ！
◆受動態の疑問文の作り方について
→be動詞を文頭に出す！
＊be動詞のルールと同じ！
ね！
こんな程度なら、ホントに説明不要でしょ！？( *´艸｀)
ふぁ。。。疲れた。。。だけど、こっからが本番。
§２ 受動態の書き換えについて
→受動態の書き換えは「肯定文」、「否定文」、「疑問文」それぞれにあるよ！
だけど、ここも基本はさっき説明していたものの応用みたいなものだからしっかり押さえよう！
ここは、よくテストにもでる！
◆受動態の肯定文の書き換えについて
①「受動態」から普通の「肯定文」するときは・・・
受動態
English is taught by Ms. Wood.
英語は、ウッド先生によって教えられる。
肯定文
→Ms. Wood teaches English.
ウッド先生は英語を教える。
※現在形のときは三人称単数のsに注意しよう！また、be動詞が過去の時は動詞を過去形にする事を忘れずに！
②普通の文「肯定文」から「受動態」にするには・・・
現在の肯定文
They take many pictures.
彼らは、たくさんの写真を撮る。
現在の受動態
→Many pictures are taken by them.
たくさんの写真は彼らによって撮られる。
※受動態にはbe動詞を忘れないように！また、be動詞は主語に合わせて変化させることも忘れないように！
③過去の「肯定文」から受動態に書き換えるには・・・
過去の肯定文
Mr. Brown wrote this book.
ブラウンさんはこの本を書いた。
過去の受動態
→This book was written by Mr. Brown.
この本は、ブラウンさんによって書かれた。
※能動態の一般動詞が過去の時は受動態のbe動詞が過去になる！
④過去の受動態から過去の肯定文にするときは・・・
過去の受動態
The fish was caught by Taro.
その魚は太郎によって捕まえられた。
過去の肯定文
→Taro caught the fish.
太郎はその魚を捕まえた。
※受動態のbe動詞が過去のとき能動態の一般動詞が過去になる！
◆受動態の否定文の書き換えについて
→能動態の否定文はdon't, doesn't , didn'tを使い受動態の否定文はbe動詞+notを使う！
例えば・・・
Ken didn't break the window.
ケンはその窓を壊していない。
→The window wasn't broken by Ken.
その窓はケンによって壊された。
Mike doesn't use this bike.
マイクはこの自転車を使わなかった。
→This bike isn't used by Mike.
この自転車はマイクによって使われなかった。
◆受動態の疑問文の書き換えについて
→能動態の疑問文はDo,Does,Didが文頭に置き、 受動態はbe動詞が文頭になる！
＊一般動詞の疑問文と基本は同じ！
一般動詞の疑問文
Does Ken help Yumi? Yes,he does.
ケンは、ユミを助けますか？ はい、彼は助けます。
受動態
→Is Yumi helped by Ken? Yes, she is.
ユミは、ケンによって助けられましたか？ はい、彼女は助けられます。
Was the room cleaned by Emi? Yes, it was.
その部屋はエミによって掃除されましたか？ はい、されました。
→Did Emi clean the room? Yes, she did.
エミはその部屋を掃除しましたか？ はい、彼女はしました。
§３ 序動態の重要表現（大切な熟語）
→by以外の前置詞を用いる受け身には「〜される」と訳さないものも多いので熟語として1つ1つ覚えていこう！
例えば、代表的なものは・・・
Example
be known to〜
「〜に知られている」
be surprised at〜
「〜に驚く」
be covered with〜
「〜に覆われている」
be interested in〜
「〜に興味がある」
be pleased with〜
「〜に喜ぶ」
be filled with〜
「〜でいっぱいだ」
これらの熟語を使った例文を紹介するね！
Example
He is known to everyone.
彼はみんなに知られている。
I was surprised at the news.
私はその知らせに驚いた。
The garden is covered with flowers.
その庭は花で覆われている。
I'm interested in playing the guitar.
私はギターを弾くことに興味がある。
We were very pleased with that.
我々はそれをとても喜んだ。
My bag was filled with water.
私のバッグは水でいっぱいだった。
§４ 受動態で大切な「be made of~」と「be made from」の使い分けについて
→基本的に意味からはほとんど判断できないよ！
じゃ、何で判断するのか・・・
それは・・・
その作られているものが
「見た目で分かる」か「見た目で分からない」
かだよ！
よって・・・
be made of〜 「〜でできている」(見た目でわかる材料)
be made from 「〜からつくられる」(見ただけでわからない原料)
となる！
例えば、例文を紹介するね！
Example
This statue is made of gold.
この像は金でできている。
→見分けは主語（S）で判断するよ！今回主語はstatue（像）なので、これは見ればわかるよね！明らかにgold（金）だから「 be made of 」を使う！
Sake is made from rice.
酒は米からつくられる。
→見分けは主語（S）で判断するよ！今回主語はsake（酒）なので、これは見てもrice（米）であることはわからないよね！だから「 be made of 」を使う！
解説は、以上です！
それでは、問題を解いてみよう！皆さんが理解できたか確認してみてね！
Step2 ＜理解した文法を使って問題を解いてみよう＞
問題１ 日本語にしよう。
This picture was taken by Hiroshi.この写真はひろしによって撮られた。
Are many computers made in that country?あの国ではたくさんのコンピュータが作られていますか。
That window wasn't broken by Masaru.あの窓はまさるによって壊されたのではない。
問題２ カッコに適切な単語を入れなさい。
そのサッカーの試合はたくさんの人々によって見られた。
The soccer game ( ) ( ) by many people.was watched
数学はその生徒たちによって勉強されますか。
( ) math ( ) by the students?Is studied
この部屋はエミによって掃除されたのではありません。
This room ( ) ( ) by Emi.wasn't cleaned
サッカーはたくさんの子どもたちによってされています。
Soccer ( ) ( ) by many children.is played
英語はグリーンさんによって教えられているのですか。
( ) English ( ) by Ms. Green?Is taught
これらの写真はマイクによって撮られたのではありません。
These pictures ( ) ( ) ( ) Mike.weren't taken by
あれらの車は日本で作られました。
Those cars ( ) ( ) ( ) Japan.were
＊解き終わったら解答を確認してみよう！
少し気持ち多めにスクロールしよう！
答
問題１
この写真はひろしによって撮られた。あの国ではたくさんのコンピュータが作られていますか。あの窓はまさるによって壊されたのではない。
問題２
was watchedIs studiedwasn't cleanedis playedIs taughtweren't taken bywere made in
です！もし、間違えたら文法の内容を再度確認して理解しよう！
それでは、あなたにこれからも英語の知識を少しずつつけていこうと思うので今回の内容がよかったら「読者になる」「スター」をよろしくお願い致します！
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